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一種の羞恥プレイ(笑)

先日のミニ・コンサートのDVDが出来てきました。
と言っても、出演者に配るホンモノではなく、私が伴奏した7曲のみ収録の、言わばデモ・ディスクみたいなものです。
友人がコンサート・ビデオの会社を経営していて、そこに今回のDVDを撮影してもらったので、特別に作ってくれたのでした(ホンモノは一ヶ月くらい先の納品になる)。

長くピアノから離れていたので、自分の弾く指を見るのはほぼ初めて。友人知人の結婚式等の余興で弾いたことはありますが、指とか映ってなかったんです。
今回のはピアノを弾く指が入るようにカメラが位置取りされていたので、むしろ弾いてる腕と指はよく入っています。
私の手はちっちゃくて、節くれだっていて、不恰好なんですけど、映像を見るとそれなりにきれいな指に映っていました。
習っていた頃、先生に「手首を不必要に動かすな」「指は丸く!」って叩き込まれたおかげですかね(笑)。
しかし、半分映ってる横顔は美しくない、「半分」で良かった(笑)。

尺八の伴奏の中に日本の民謡があったのですが、私は日本独特の音階の曲を今までにほとんど弾いたことがなくって、簡単な伴奏なんですけど弾き方がつかめませんでした。
自分では何とか無難に弾いたつもりだったのですけど、DVDを編集してくれた友人曰く、「ピアノが入った瞬間に西洋音楽になった」と言われてしまった(苦笑)。
その曲は冒頭2小節が無伴奏でして、その2小節を尺八はアドリブでたっぷり長く弾いて世界を作るんですけど、ピアノの第一音で世界が変わったように感じたと。
仕方ないですなぁ、精進します…って、まあこんな機会はもうないかと思いますが。

素人が弾く素人臭い伴奏でしたが、尺八奏者とピアノ(楽器)は最高級でしたので、それほどひどく聴こえなかったことが救いですが、奏者はさぞかし演奏しにくかっただろうなぁ。
ありがとうございました、尺八奏者様。
コーラスの伴奏の方も、思っていたよりはマシに聴こえました。
私が誘発したような歌のミスもありましたが、ご愛嬌かも。や、まあ、お金を取っているのですから、本当は自分最高のパフォーマンスをしなきゃならないのですけど、とりあえず自分を褒めてやろう(笑)。

拍手、ありがとうございます♪
暑さに、一つ事をやり終えた後の呆けでなかなか創作脳になりません。
夏はやっぱり苦手~。
でも気分が音楽モノを書きたがっています。