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新作の短編、Upしました。

今回の作品は、一月最初の土曜日にNight gateの紙魚様と二人新年会をした際に、思いついたものです。
合間にショッピングを挟んだものの、ほぼ食っちゃ飲みしながら創作の話三昧でした。
日ごろ、他の書き手さんはどうやって創作なさっているのだろうと思っていたので、話すこと話すこと、とても興味深かったです。
ひょんなことから、「男遊郭を書くのは難しいけど、陰間茶屋だったら書けるかも」って話が出て、今回の設定が降ってきました。

それで最初は4000字程度のSSを、三連休残りの二日で書いてみようと思ってプロットも考え始めたわけですが、練るうちにだんだんと長くなっちゃって。
とても二日じゃ無理で、結局、当初の4000字予定から20000字近くになり、Upまで三週間もかかってしまった。
ただ、SSのつもりで気楽に始めたので、ろくに資料も集めなかったし、下調べもうんと少なくてですね、書いているうちに色んなことが当時と違っていたりします。
例えば、当時はキスってそんなに重要な要素ではなく、結構、即物的だったみたい。
私はキス・シーンが好きなので今回もキスから始めてしまったけど、ものの本によると手はまず「下」に行くことが多かったみたいです(笑)。
とりあえず年号や実際になった出来事は間違いないようにしてありますが、内容はあくまでもフィクションなので、そこんとこはサラリと流してくださいませ(まあ、誰も信用はしないと思いますが・笑)。

書いた本人はとても楽しんで書けました。読んだ方に筆の勢いが伝わって、面白かったと少しでも思って頂ければ嬉しいです。