2011年は本当に色々あった一年でした。
その中でもやはり、3月の東日本大震災を忘れることは出来ません。
私は神戸の震災を体験した人間なのですが、あの時、「これほどひどい事は、これから先ないだろう。少なくとも私が生きているうちには」と思っていたのですが、それ以上の災害が起こってしまって、驚いています。
それから私の故郷で起こった台風による大雨被害。災害から一夜明けた風景をテレビで見て、東北の津波被害の跡とシンクロし、自然って本当に恐ろしくて容赦がないと恨んだものです。
同時に、どれほど文明が発達して、経験以上の備えをしても(例えば世界一を誇った防潮堤とか)、自然の前にはあっさり壊れ去ってしまうものなんだと、恐ろしくなりました。
政治も相変わらずひどかったです。
次から次へと対処する事象が起こっているというのに、権力争いに終始していたようにしか見えませんでした。
こんな時だからこそ、与野党関係なく協力し合って、全力であたるべきだと思うのに、お互いに歩み寄りや妥協がなく、結局、未だに被災地は苦労されています。
「与党が」「野党が」といろいろ言い訳があるようですけど、国民には政治ごっこしているようにしか見えず、人災となって日本を蹂躙しているじゃないか…と腹立たしくなりますね。
もちろん良いこともあって、女子サッカーの世界一は日本中の気持ちを明るくしてくれました。
他にもたくさん心温まることがあったはずで、言われてみれば「ああ、あった、あった」と思い出すのでしょうけど、今、これを書いている時点で思い出すのが女子サッカーくらいで、反対に嫌な出来事ばかり浮かんでしまいます。
それほど今年は「負」の出来事のインパクトが大きいってことなのでしょう。
まあ、私の脳の記憶容積が狭量ってのもありますが。
私的では、何百年ぶりかで人前で伴奏をし、これまた数百年ぶりに心臓が口から飛び出る勢いの緊張を味わいました。
来年もまた夏に伴奏することになっていて、今からドキドキですが、今年よりはマシなんじゃないかなと思います…思いたい(汗)。
それとネットで親しくして頂いている方々とお会いする機会が重なり、思う存分、腐道の話をして、とても有意義な時間を過ごしました。
その中のお一人と松の内に新年会も計画しているので、新年早々、創作の話三昧が出来そうです。刺激を頂いて来年こそは!(ホンマか?!・笑)
書きたい話はいっぱいあるんですけど、いかんせん手が遅い。ううう。
今年も今日を入れてあと二日(時間的に言えば、ほとんどあと一日)。
今年がこれほどひどかったのですから、来年はすこしぐらいマシな一年であって欲しいです。
よく人生はトントンだといわれますが、だったら尚更、来年は良い年でなければなりません。
さて、拙宅の今年の更新は、今日のこの日記で最後になります。
ノロノロ不定期更新の拙宅にお運びいただき、ありがとうございました♪
毎年、「来年こそ、コンスタントに更新を!」と心に誓うのですが、結果はご覧の通りでして(笑)、連載と銘打っておきながら半年に一回の更新の作品もあったりして、反省することしきりです。
そんなヘタレな拙宅ですのに、お運びいただいた上に作品をお読み頂き、そして拍手やコメントを残してくださって、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
来年もきっとこんなマイペースなサイト運営だと思いますが、懲りずにまた遊びにいらしてください。
それではみなさま、良いお年を~~。
非公開 2011年12月31日(土)22時53分 編集・削除
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