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卯月屋掌編・短編に新作をUp

Night gate・紙魚様のオリジナル小説『翠滴III』に触発されて書きました『眠りの海で青い魚は恋をする』を、卯月屋文庫の掌編・短編のページでも本日より公開いたします。

流麗にして静謐な文章、卓越した描写力とドラマ性のある構成力で綴られた紙魚さんの小説は、執筆中にうっかり拝読してしまうと筆を止められてしまう威力があります。
特に去年の春から始まったシーズンIIIには、何度も「イタイ目」にあっておりまして(笑)、呆け期間がいつにも増して長くなること珍しくなく、今夏、めでたく完結されて、やっと『翠滴』の呪縛から解放されるんだなぁと、寂しいやら「ホッ」とするやら。

そんな素敵で吸引力ある作品の二次だなんて、考えると「勇気あったな、紙森」的ですが、おこがましさよりも萌えヂカラが勝ってしまい、今作の創作と相成りました。
二次創作とは言え、アニメや商業漫画等の「誰でも知っているキャラクター」を使ったものではないので、単独で読んでも大丈夫なように書いたつもりですが、何しろ萌えが勝ってますので、あちこち穴は空いているかも。
そこのところはぜひ『翠滴III』を読んで頂きたいところですが、R18だったり、長編だったりしますので、一応、ちょっとした解説なども文頭から別窓で見られるように作りました。
本当に「ちょっとした」程度ですので、果たして伝わるのか?!

また卯月屋掌編・短編のメニュー・ページにも書きましたが、内容に軽い近親相姦的要素が含まれています。
血は繋がっておりませんし、ヘタレBL書きの私が書くものですからRは付いていない大したことのないものですが、そこのところはご了承願います。

イラストもお描きになる紙魚さんから、カラー絵と挿画も数点、頂きました。
挿画付きも合わせてUpしましたので、ぜひそちらからご覧ください。
さすが原作者様、イメージはばっちりです。

最後になりましたが、歯止めがかからず長くなった『眠りの海~』を受け取ってくださったばかりでなく、ブログ上で連載してくださり、素敵なイラストを描きおろしてくださった紙魚様、ありがとうございました。
アレクと瀬尾っちの物語は、お任せしましたので~(笑)。


拍手、お返事不要のコメント、ありがとうございます♪
自作の方はもう少しお休みさせてください。
やっと涼しくなってきましたし、「シリアス、書こうかな」との気持ちが盛り上がりかけておりますので。

コメント一覧

紙魚 2010年09月18日(土)03時28分 編集・削除

 この度は、萌え満載の二次を本当にありがとうございました。
Rは無くとも、匹敵する色香が凝縮されていましたよ~~。
拙宅のあの体当たり的な小説をこれだけ昇華させてくださったのは、紙森さんの筆力によるものですね。

こちらでの掲載を拝見しまして、もう嬉しいやら恥ずかしいやら(お前が書いたんじゃないだろう
イラストまで掲載していただき恐縮です(///ω///)
clapにも書かせていただきましたが、続きをご希望される声が上がっていますが、いかがでしょう?(笑)
いえいえ、そろそろオリジナルを書いていただきませんと。
シリアス熱が上がられているとの事、この秋(冬?)楽しみです!!
呪縛(って…笑)も無くなった事ですし、思う存分紙森ワールドを炸裂させてくださる事を希望いたします。
素晴らしい作品をありがとうございました!

紙森 2010年09月18日(土)14時54分 編集・削除

■紙魚様
>この度は、萌え満載の二次を本当にありがとうございました。

こちらこそ、激しく妄想をかきたてる萌え芽をありがとうございました!
patiコメにもコメント頂きまして、重ねてお礼申し上げます(こちらで一緒にお返事しますね♪)

>イラストまで掲載していただき恐縮です(///ω///)

いえいえ、イラストのおかげで瀬尾っちの魅力倍増です。
私は人物描写が下手っぴなので、文章だけでは彼の魅力的な容姿を伝え切れなかったですもん。
patiコメに、

>同じ記事でも他所で見ると新鮮でイラストも大きくてドキドキ(笑)

と書かれてましたが、実は頂いた原画像はものすごく大きくてですね、知らずにページに挿入してびっくりしました(笑)。
ビルダーの編集機能で縮小させて頂いたので、もしかして細かい部分が潰れちゃったのではないかと心配しましたが、大丈夫だったでしょうか?

>続きをご希望される声が上がっていますが、いかがでしょう?(笑)

ありがたいことです~。
あんなに可愛かったカズキンを成人させたばかりでなく、享一さん似でありながら攻で瀬尾っち受だし、アレクはアレクで喋らせ過ぎたし、『翠滴』ファンの方々には引かれても仕方がないところだと覚悟を決めて書いたものですから、感激です。
萌えの神様の降臨に期待してください(な~んて・笑)。

>いえいえ、そろそろオリジナルを書いていただきませんと。

本当に(笑)、涼しくなってきたので、もう「暑いから~」の言い訳がききませんよね(笑)。
さ、どちらが新作を先に上げるか競争よ、クララ(って誰ッ?!・笑)
きっとキリリクを抱えてらっしゃる紙魚さんの方が早いかと思いますが、私も頑張ります。
素晴らしい萌えをありがとうございました。
種は撒きましたからね~(謎)。
コメント、ありがとうございました♪

Route M URL 2010年09月19日(日)01時33分 編集・削除

原作を読んだとき、瀬尾さん鬼畜なのに、
享一が欲しくてたまらないその気持ちがとっても切なくって、
享一のクローンを、なんて、紙魚さんにコメントした覚えがあるんだけど、
その切なさを補ってくれるような作品でした。
とにかく瀬尾に対する愛情が溢れてるね。
もう手に入るはずもない、享一のための部屋がとってあるところなんて泣かせる。

和輝はまだがきんちょで、アレクセイの経験に及びはしないけど、
ただでさえ享一に似ているうえに、可愛い息子にそういつまでも自分を抑えているとも思えない。
情熱だけは誰よりもあるだろうし。
戻ってきた和輝を瀬尾さんは一生懸命に拒むんだろうね。
>「俺は一度だって、おまえを享一だと思ったことはない
身代わりで良いだなんて、そんな自分の存在を否定するようなことは言うな」
うーん、すごい台詞だけど、やっぱり半分は嘘じゃない瀬尾さん。

アレクセイの執着は、かつての瀬尾の享一に対する執着ににてるし、
和輝は諦めないだろうし。続きが楽しみ~~~~♪

>――歩いて行こう。もっと勇気が必要だから

ここもいいなあ。
とっても丁寧に瀬尾さんへの愛が織り込まれた話、素敵でした。
つ~~~づ~~~き~~~を読みたいなあ。

紙森 2010年09月19日(日)07時45分 編集・削除

■Route M様
>とにかく瀬尾に対する愛情が溢れてるね。
>もう手に入るはずもない、享一のための部屋がとってあるところなんて泣かせる。

はい♪ 今回はとにかく瀬尾隆典をいかに切なく儚く(?)見せるかにのみ集中しましたから(笑)。
モテモテにして、泣かせどころを作って、もうテンコ盛りです(笑)。

>うーん、すごい台詞だけど、やっぱり半分は嘘じゃない瀬尾さん。

どうなんでしょうね?
「享一として見たこと」はないけど、「享一を思い出してしまう」的な感じの方が強いかも知れません。
寝ぼけて間違えたけど、それはたんに間違えただけで、普段の和輝は和輝としてしか見えなかったんじゃないかなぁと。
翻って言えば、「誰も享一の代わりにはなれない」ってことですよ、たとえ瓜二つの子供でも、きゃ~~~(自分で語って恥ずかしい・笑)

>和輝は諦めないだろうし。続きが楽しみ~~~~♪
>つ~~~づ~~~き~~~を読みたいなあ。

ありがとうございます♪
あちらでの連載中もそのようなコメントを頂いて、嬉しかったです。
「書きます!」とは言い切れないので、機会と萌えが合えばということで(笑)。
コメント、ありがとうございました♪