連載と銘打ちながら、ず~っと放置しっぱなしだった『温かな時間』を更新しました。
作中の時間の流れ…相変わらずのろいです。
や、現実の更新ものろいんだけど。
私の書くものって、全体的に恋に至る時間が長い。
どれもこれも『Slow Luv』以上にスローラブです。
以下、ちょっとした裏話。
今回の話、最後の館野の一言、入れるかどうかものすごく迷いました。
職場からの帰路もずっと入れるつもりでチャリを漕いでいたのですが、いざビルダーの雛形に貼り付けてみると迷いが。
何だかこのたった一言で、物語の進行が急ぎ過ぎる気がしたからです。
実はこの日記には、「入れるつもりでしたが、入れませんでした」って書きかけていたのです。
でも結局、入れました。
入れても入れなくても、「時間の経過」が遅いことには変わりないんですよね。
そんでもって、三点リーダ(「…」←こんなヤツ)を、その一言の前につけるかどうかも。
私は最近、三点リーダを使うことに躊躇があります。
すごく心情を表現するのに便利なのですが、あまりに便利すぎて私自身、頼り過ぎているように思わなくもないからです。
三人称なら文章で客観的に表現することも出来るのですが、一人称だといちいち「解説している」ように感じてしまい(や、私の一人称は十分説明的なんですけども)、尚更、三点リーダを使いたくなっちゃうんですよね。
まだ一人称での三点リーダなしの文章の書き方がわからないので、そのうちチャレンジしてみます(三人称一元視点ではチャレンジしました)。
Route M URL 2009年12月15日(火)14時49分 編集・削除
お待ちしていました。
少しずつ近づいていく距離、ですが、穏やかな心地よさがあります。
最近、どきどきするものばかり読んでいるので、こちらにくるとほっとします。(いきなり、レ○プしたり、火炎瓶投げたりがないので)
最後の一行を迷ったお気持ちよくわかります。
館野さんが自覚するかしないかは、大きな違いだろうと思いました。でも、まだ、無自覚の自覚なのですね。
紙森さんのお話しは、なんかバームクーヘンを焼く時みたいに、丁寧に丁寧に積み重ねられている気がします。
きっと紙森さんは、オーブンの窓から、中をのぞいては焼き加減を見ているのだろうと思います。
で、三点リーダーですが、私はそんなものがあることを知らず、普通の点を、何度も押して(・・・・・←こんな風に。)いましたら、本を作るとき、カバーを作ってくれた友人に、「それは安っぽいから、止めて、ちゃんと三点リーダーにしたほうがいい」と教えられて以来、「さ」を打つと変換するようにしています。
愛好者です。
「三点リーダー友の会」
「三点リーダー撲滅の会」
とか、できそうですね。
「三点リーダー友の会」では、三点リーダーだらけの小説を書いて、どこまで想像で補えるか競ったらいいと思います。
と、この話題に思いっきり食いついてしまいました。