■ あとがき  



 4月某日のことでございました。
 紙紙コンビは日頃の憂さ(?)を晴らしにスパニッシュ・バルへと繰り出し、美味なワインと料理に舌鼓を打ちつつ、腐った話に花を咲かせていたのでございます。
 ほろ酔い加減になった頃、「リレー小説、やってみようか」と言う話になり、河岸をインド・カフェに変え、プロット練り練り。
 二人ともほろ酔いですので、頭が回っておりません。途中、近くのテーブルに運ばれて来たパーティー・ディッシュに心を奪われ脱線したり。
 多分、ほろ酔いとは言いつつ、お互い、結構酔っていたのでしょう。
「1話1エロ」だの、「18禁チャレンジ」だの、「お道具ネタ」とか、「間男ネタ」とか、テンション高くアイデアが湧いても、ほとんど決まらない状態(笑)。
 そして最後に残ったのが「間男ネタ」と「18禁チャレンジ」
 大まかな(ほとんどザックリとした)プロットを何とか決めて、お開きとしたのでした。
 結果、生み出されたのが『なべて世はこともなし』
 皆様、楽しんでいただけましたか?

 腐のベクトルがほぼ同じ二人ですので、比較的スムーズ(?)にバトンは渡し、渡されたと思います。
 予測と違う展開もありましたが、それほど苦労せず、また意外性を楽しみもしました。
 そして私にとっては初18禁!!
 こんなに多い文字数でエロ・シーン書いたの初めてだよッ、いつも寸止めだったからさッ、某様には「焦らし屋文庫」の称号も賜ったしねッ。
 だから力の配分がわからな〜い。
 エロって本当に難しいです。精も根も尽き果てましたよ。
 R18と銘打って良いのかどうかは皆様の判断におまかせします。
 
 リレー小説、とても楽しかったです。
 次話(紙魚さんからの)が来るのが待ち遠しくて、待ち遠しくて。
 また何か美味しいものを飲み食いしながら、企画出来たらいいなぁ、ね、紙魚さん?
 楽しい企画、ありがとうございました。

 そして、最後まで御付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

2013.06.28 紙森けい

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