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進捗状況~

昨秋の大スランプが嘘のように、今、一生懸命書いてます。平日は800字前後、この前の日曜日は2800字書きました。
でも公開は今月末くらいになりそう。それも推敲出来た章から順次ってことになりますので、一挙Upじゃないんです。
今、15000字近く進んでいて、あと2章ほど書いたら第一部の初稿が終わる予定なんですね。
そこまで来たら先が見えてるって気持ちがどっかにあって、出来たとこまで推敲しつつUpしたい衝動に駆られているのですが(書いたら出したい性質)、『温かな時間』の時に自転車操業的連載は懲りて、もし連載するなら書き上げてからと堅く誓っておりまして、今回も踏みとどまっております。
ですがそんな私の気持ちを察した(?)某様が、「映画のトレーラーのようにチラ見せは?」と助言してくださいまして、今回、ちょっと次回新作を紹介してみようかなと。
紹介したからには、もう後戻り出来ない、「書けませんでした」では済まない――そう自分を追い込む意味でも!(追い込まれないと書けない性質でもあったり)
「Upされるまで楽しみはとっておきたい」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、以下は畳んでおきますので、「続きを読む」からお入りください。

その前に。
拍手、お返事不要のコメント、ありがとうございます!
書けないままに年越ししてしまったにもかかわらず、お運び頂いて嬉しいです♪

続き

題名:「いつか『恋』と知る時に」(仮題です)

第一部、第二部になっておりまして、第二部は春公開の予定。大まかなプロットが、頭の中の引き出しに入っています。第一部の初稿が上がったら、取り出して字にする予定です。

鷲尾壽一(わしお・ひさかず)
第一部では30歳(登場時22歳) 通称「ジュイチ」 BL属性は攻 
鷲尾物産御曹司で、大学4年の秋から父の方針で海外に出される。30歳で帰国後は本社海外事業部に配属。
多少、傲慢不遜で独善的なところがあり、欲しいものは手に入れないと気が済まない性質である。
父の再婚相手の連れ子であった雅樹に関心を持っているが――

久能雅樹(くのう・まさき)
第一部では34歳(登場時26歳) BL属性は受
実父を早くに亡くし、13歳の時に母が鷲尾物産社長と再婚するが、大人の事情により鷲尾の籍には入らなかった。
知的財産権や国際法に強い弁護士で、将来は鷲尾物産の顧問弁護士として壽一を支える予定。
壽一が自分に兄弟とは違う感情を寄せていることに気づき、距離を取っていたが――

==チョイ読み(1)==

「『こんな感じ』と仰って頂ければ、お作りしますよ」
 雅樹はバーテンダーの顔を見た。年の頃は壽一と同じくらいだろうか。似ているわけでもないのに、ただそれだけで面差しが重なる。すると自然に飲みたいカクテルのイメージが湧いた。
「…舌が痺れて、喉越しに熱を感じるような。それでいて後味はスッキリする感じで」

==チョイ読み(2)==

 似ても似つかぬ雅樹の面差しが、一瞬、茉莉絵に重なる。途端に壽一の腰は穿つ速度を増した。比例して彼女の声は高くなる。
 この柔らかな肢体を抱きながら、なぜ雅樹を思い出すのか壽一は不思議でならない。しかし極みに達し、法悦に浸って閉じた目蓋の裏に浮かんだのは、紛れもなく雅樹の顔だった。

============
なんのこっちゃ(笑)
今回、色んな意味でタガが外れてます、私。
三人称多元視点ですが、第一部は主に壽一視点で進みます。
第二部は雅樹視点が中心になると思います。
と言うことで、只今鋭意制作中。今しばらくお待ちください。

コメント一覧

非公開 2014年01月12日(日)20時22分 編集・削除

管理者にのみ公開されます。

紙森 2014年01月13日(月)09時21分 編集・削除

■RM様
>これが噂の、痛い展開のお話ですね。

私の「痛い」なんて、おそらく大したことないと思いますが、とりあえず暗いです(笑)。
でも珍しくキャラの設定(御曹司×弁護士)が派手華やかで、BLらしいです。やっぱ夢がないとね(笑)。
今週中に第一部の初稿が上がりそうですので、もうしばらくお待ちください。
コメント、ありがとうございました♪

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