『なりきりバトン』


〜遥明学院高校弓道部  極悪主将・副将コンビ編〜


・『一人称は何でしょう?』

森(森野):「俺」
上(上芝):「俺」


・『特技はありますか?』

森:いつでもどこでも寝られるってことかな。
上:逃げ足も速いやんか。
森:人のこと、言えんのかよ?
上:人聞き悪いな。俺は逃げたことない。席、外すだけや。
  森野先輩に追いかけられたこともないし、弓道場に引っ立てられたこともないしな。
森:じゃあ、おまえの特技は何だよ?
上:目、開けたまま居眠りすること。授業中、ごっつ便利やねん。
森:恐え〜。


・『趣味はなんでしょう?』

森:ゲーム。休みの日はたいていゲームしてる。
  部活がなかったら、もっと早く次のステージに進めんのにさぁ。
上:弓道。
森:何だよ、それ?
上:もともと趣味で始めたんや。熱血な部活するつもり、なかったしな。
  遥明は弱いって聞いてたから、気楽に引ける思て入ったのに、騙されたって感じや。


・『好きな食べ物、嫌いな食べ物と言えば?』

森:好きなのは春日食堂(遥明の裏門近くにあって、学生がたむろしている)のカツカレーの特盛。値段といい、カツの大きさといい、絶品だね。
  嫌いなのは煮魚。もともと魚系はあんまり好きじゃないし。
  あ、もっと嫌いなの、あった。魚ちり。魚臭くってさあ、でも親父が好きだから、冬の定番なんだよね。
上:好きなんはニューアストリアのカツサンドと喜八洲のみたらし団子。
  基本的に嫌いなもんはないんやけど、関東風のうどんはパス。
森:ニューアストリアと喜八洲なんて、あったっけ?
上:大阪の店やから、こっちにはない。


・『あなたの宝物は?』

森:う〜ん、とりあえずインハイの個人優勝って言う事実?
上:何で疑問形やねん。
森:だって、悔しいじゃん。
  兄貴の思う壺みたいでさ。あいつ、「俺の見る目は確かだった」とか、「俺が部に引っ張り込まなかったら、この優勝はなかった」とかって、恩着せがましいんだぜ?
上:でも宝物って思てるんやな?
森:暫定。インカレで本調子のおまえと倉橋に勝った方が、価値がある。
上:ほな、『インハイ個人優勝』で決まりやな。
  倉橋先輩は強いし、俺も負けへんから。
森:言ってろ。おまえが受験勉強してる間に差を広げるからさ。
  で、おまえの宝物って何よ?
上:インカレの個人優勝。
森:まだ獲ってもないくせに、何言ってやがる。
上:(笑)


・『決めセリフってある?』

上:森野は「興味ねぇもん」やな?
森:それは口癖。『決めセリフ』って言ってんじゃん。
  おまえ、落ちるぞ、大学。
上:一般ピープルな高校生に、『決めセリフ』なんてあるはずないやろ? 
  水戸黄門やあるまいし。
森:じゃあおまえは「めんどい」だな。「めんどー」「めんどくさい」。
  パターンは色々だけどさ。


・『管理人はどういう人にみえますか?』

森:隙あらば、俺たちで良からぬこと、考えてる腐女子。
上:一応、「健全学園モノ」って公言することで歯止めにしてるみたいやけど。
森:高校生は守備範囲外ってこともある。
  大学編じゃ、今以上にヤバイみたいだぞ、俺たち。特に4回生の時。
上:ゲー、勘弁してくれ。


・『管理人に追加して欲しい要素は?』

森:さっさと卒業させてくれないと、倉橋を倒しに行けないじゃん。
上:したら、森野、俺たち大学生になって、『守備範囲』に入るで。


・『必殺技といえば!』

上:必殺技〜?
森:上芝はあるじゃん、あの『射』。 
  出し惜しみするから、効果大だ。
  引継ぎ式の時の小橋の顔ったら、なかったぜ?
上:ほな、森野は『気』やな。周りを圧倒して身動きさせんくする。
森:うわ、照れること言うなよ。
上:おまえが先、言うたんやろ?
森:何、何? おまえも照れてんの?
上:うっさいわ。


・『山と海行くならどっち?』

森:ゼッテー(絶対)、海! 目の保養になるし。
上:不純な匂いがする。
森:健全な高校男子だぜ? 興味ないのか、おまえ? 
  そんなんだから、作者に付け入る隙を与えるんだ。
上:言うとくけど、俺とおまえは作者の脳内じゃ一蓮托生やぞ? 
  俺はどっちもパス。アウト・ドア嫌いやから。
森:パスはなし。
上:ほな、山。涼しいし。
森:冬山かも知れないぞ?
上:山小屋にいるからええねん。暖炉かストーブの前でぬくぬくしてるわ。


・『後1日の運命なら何をする?』

森:TDLに行って、一日乗り放題ってのはどう?
上:あほやなぁ、みんな自分の『最後の一日』の方を優先してるやろうから、どこもかしこも止まってんで? 出かけても空しいだけやんけ。
森:上芝、おまえって本当、現実的だよな? 


・『遊園地行ったら何へ乗る?』

森:そりゃ、ジェット・コースターでしょう。
上:観覧車。
森:え?!(すごく意外そうに上芝を見る)
上:冗談。高所恐怖症なの、知ってるやろ? 
  実際、乗るもんあらへん。ジェット・コースターかて、高いとこに上がってくからな。
森:『コーヒーカップ』があるじゃん(笑)。
上:俺はガキか。


・『50m走何秒?』

森:ベストは6秒8。
上:逃げ足は速いからな。
森:おまえは何秒?
上:7秒ちょい
森:「ちょい」ってなんだよ、 「ちょい」って。
上:俺は持久走向きやねん。
森:つまり遅いってことだな?


・『道に迷った時の手段は?』

上:人に聞く以外、方法ってあるんか?
森:携帯で聞くとか。
上:電波届かんとこやったら、どーすんねん?
森:人だって、いないかも知んないじゃん。山の中とかだったら。
上:俺らの答えって、センスないなぁ。


・『もっと目立ちたいですか?』

森:目立ちたいって言うか、もっとカッコいいとこ出してくれよ。
  インハイで圧倒的勝利したとことかさ。
上:作者の付け焼刃的弓道知識じゃ、それは無理やろ。
  多くを望んだら、何させられるかわかれへん。
森:じゃあさ、せっかくシリーズ化してんだから、もっとペース上げてもらおうぜ。
上:俺らがメインとは限らんぞ。杉浦も小橋もおるねんから。
森:おまえ、もうちょっと前向きになれないのかよ?
上:めんどい。
森:出たよ、『決めセリフ』


・『最後に一言どうぞw』

上:何や、俺ら、漫才してるみたいやな?
森:だよな。何でおまえと一括りなんだ? 
  上位3人には1ページずつもらってんのにさぁ。
上:やっぱり上位3人だからやろ。
森:でもあおばさんには感謝しないとな。
  あの人がリクエストしてくれなかったら、俺たちはここにいないわけだし。
上:そやな、礼言うとく?
森&上:宮城あおばさん、「放課後シリーズ編をみたい」と言ってくれて、ありがとー。


・『三人に回してください』

上:それは上位3人のとこで言うてるやろーから、ここはアンカーってことで。
森:杉浦と小橋に回してやれよ?
上:そら作者のやる気と要望次第やろ。


back