『 指定型学園生活バトン』




学園生活…、なんて久々な響き。
遥か昔のことなので、忘却の彼方だったりしますが、記憶を辿って挑戦。
今回、moon in the duskさんから『放課後の色はオレンジ』(他、放課後シリーズ)の上芝知己をご指名頂きました。





1.あなたは『上芝知己』の隣の席になりました。



う〜ん、多分、お互い何も言わないかも。
上芝は派手な部(サッカーとか野球とか)に比べ、目立たない部に所属しているし、容姿他、これと言って目を引く特徴があるわけでもない一生徒に過ぎないと思いますので。





2.『上芝知己』が教科書を忘れて困っているようです。どうする?



彼側の机の端に教科書を寄せて、見せてあげる。
机は引っ付けることは禁止されているので。
「てきとーに見るし。気にせんでええから」


でも上芝は抜け目ないヤツなので、きっと休憩時間に本を忘れたことに気づき、他のクラスのヤツから借りてきていると思います。
それ以前に、教科書類は宿題出た時に持ち帰る以外(や、宿題も学校で済ますかも)、置きっぱなしなので忘れることが無いかも(笑)





3.体育祭です。『上芝知己』は何の競技に出ると思う?何で活躍すると思う?



どんな競技、ありましたっけ?(笑)
綱引きかな(ポジションは真ん中辺)。団体競技の方が手を抜けるから。
フィールド競技の部活と違って、弓道部には足が取り立てて速いイメージがないので、リレーとかってことはなさそう。





4.文化祭です。『上芝知己』は劇に出ることになりました。 何の劇で何の役?



通行人Aとか、生徒Bとか、死体その1とか。
「弓道部の方が忙しい」とか何とか理由をつけて、重要な役には付かないし、演技力もなさそう。


一年の時、「あ、俺、弓道部あるから。一年やし、雑用せんとあかんねん」(と言いつつ、引継ぎ式も何もない下っ端なのを良いことに、とんずらして大目玉)
二年の時、「来年、副将、押し付けられてしもて。引継ぎ式で(弓を)引かなあかん」(これは本当だが、中心になってキリキリ働くべき二年でありながら、後輩の小橋や杉浦に何もかもを押し付け、森野と共にとんずら)
三年生は誰もがお客さん状態なので、無罪放免(笑)





5.文化祭です。『上芝知己』に一緒に回ろうと誘われました。 どんなコースで回る?



後輩、友人関係の模擬店やら出し物を見て回るかな。
後輩は日頃、蔑ろにしているから。
「文化祭は祭日」と思っているので、挨拶程度に顔を出したら「それじゃ」ってサボりそうです、上芝って。


そんでもって小橋や杉浦とかに、目ざとく見つかって(これは2年の時)、
「先輩! 午後の射礼(=正式な服装、礼法で行射すること)、先輩でしょう!?」
「あ、忘れとった。今から支度してたら遅なるし、お前ら、代わりにやっといて」
「一年に頼んでどうすんですか! 俺だって着替えなきゃなんないんすよ、条件、同じじゃないですか!」
「ほな、森野に言うといてくれ」
「あの人が居ると思ってんですか? ここで会ったが百年目、逃がしませんから!」
と、道場まで引っ張られて行くのも楽しいかも(笑)





6.文化祭です。あなたと『上芝知己』のクラスは何の出し物をする?



遥明学院高等部は部活系(文化部・体育部)、個人系(バンドとか)の出し物が充実しているので、クラス単位ではあまりしないと思います。
男子校だしね。





7.服装検査、『上芝知己』は何かに引っかかったようです。



普通の高校生なので、引っかかりません。
あ、髪はぼさぼさしているかも知れないので、「襟足、長いぞ」くらいは言われるかも。
「肩についたらくくります」(イントネーションは関西弁です)
「そりゃ女子の規則だろ? 第一、うちは男子校だぞ」
あはは、ベタな会話だ。





8.修学旅行です。『上芝知己』と同じグループになったあなた、どこにいってどんなコースで回る?



グループの他の友人におまかせ(私自身がそうでした)。
一応、名勝・名跡とかの有名所は押さえるでしょう。
今の修学旅行ってどんなだろう? 特に私立ってわからないなぁ。
ずっと公立だった私の場合、自由行動の時間って大してなかったような(忘却の彼方だし)。





9.修学旅行です。『上芝知己』の部屋に遊びに行ったあなた、『上芝知己』は一体なにをしていました?



寝る準備万端で、布団の上で雑誌(ジャ○プとかの漫画系)を読んでました。




10.『上芝知己』はクラスでどんな存在?どんな人と仲がいい?



中庸。関西出身なので、ボケ・ツッコミにはうるさいかも。
同じような普通のタイプの生徒と友人関係だと。
類は友を呼ぶって言いますから。





11.『上芝知己』が先生に叱られていました。一体何をしたんだと思う?



何気に提出物が遅そう。
教師によってリミットが甘い・厳しいってあるじゃないですか?
甘い先生の提出物は、催促されるまで出さないタイプかも。





12.『上芝知己』と2人で下校しました。一体何の話をする?



クラスメートの立場だと一緒に帰れる時って、定期試験の前か最中だと思うので、その話題かな。
部活の帰りなんかは、結構、他愛ない会話に終始すると思います(ゲームの話とか、テレビの話とか)。
違う部活なのにたまたま帰りが一緒になったりすると、お互いの部活のことを話したり。
いずれの場合も、私は男子生徒の立場になりますね。遥明は男子校だから





13.『上芝知己』とふたりで下校。寄り道しようと誘われました。どこに行って何をする?


ファスト・フードの店で腹ごしらえか、大型書店で雑誌を見たりするか、ヨド○シ・カメラなどの量販店をブラブラ。





14.突然『上芝知己』が転校することに!!どんな理由でどこに?何て言葉をかける?



実は彼はもともと、大阪からの転校生でして(高校に入学して間もなく)、理由は父親の転勤です。
普通に「元気で」とか、「メールする」とか程度の言葉をかけるでしょうね。


彼が尊敬する師匠と言える倉橋先輩からは、
「大学で待ってる」なんて言葉をかけられたかも。
「先輩と頭の出来がちゃうから。俺、おんなじとこ受かる自信ない」
「したら弓、頑張れよ。上芝ならええとこまで行くと思うぞ。俺が教えたんやから、下手なこと、ないはずや」
「頭の出来がちゃうってとこは、否定せーへんねんな?」
「ほんまのことやから(笑)」
「わかった、ほな絶対、一般(入試)で受かって帰ってくる」


高校3年の時にも突然の別れが。
遥明の付属大学に上がらず、大阪の大学を受験することに決めたからです。
その時の森野皓との会話は、拙作『放課後の色はオレンジ』をよろしければご覧になってくださいませ(笑)





15.お疲れ様でした。このバトンを5名に回してください。



またまた宮城あおばさん、滝澤先輩でお願いします!
文化祭の項目とか、興味津々です。



いやあ、『上芝知己』、ごくごく普通の高校生像的回答になってしまいました。
ドラマがないッスね。
弓道着を着ていないと、本当、ただの高校生なんだって実感しました(笑)





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