[ キャラ対話バトン ]


『駄文倉庫』の水城唯香様より回して頂きました。


■自キャラと対話しながら、答えるバトン。
■自キャラと、次にまわす相手のことをお話ください。
■指定は『相手の事を溺愛しちゃってんのよキャラ』




皆様、こんにちは、『K森の部屋』の時間です。
今日はゲストに、『愛シテル』より「中原りく也さんのことを溺愛している」ユアン・グリフィスさん(=ユ)、
『Slow Luv』より「中原さく也さんのことを溺愛している」加納悦嗣さん(=悦)、
そして『ヴォーチェ・ドルチェシリーズ』より「越野環さんのことを溺愛している」葉山孝太さん(=孝)をお迎えし、ご自分がどれだけ相手のことを溺愛してらっしゃるか語って頂こうと思います。
尚、「お兄さん(中原さく也)のことを溺愛している」中原りく也さんは、お仕事の都合でご出演願えないとのことです、残念ですね。


悦:(逃げたな)


今回、『相手の事を溺愛しちゃってんのよキャラ』として、奇しくもピアニストのお三人が選ばれましたが、何かそのことに関して、思うところはございますか?


ユ:「芸術家として愛する人の存在は欠くことが出来ないものなんだよ。与う限りの愛情を注ぎ、そこから刺激を得て音楽を作り出す。まさしく彼らはミューズ(詩神)と言うべきだね」
孝:「それは同感。俺、恋愛をしている時としていない時じゃ、モチベーションが違うもん」
悦:「コータ、そんなだから好不調のムラが出るんだろ。プロ失格だぞ…って、だいたい俺は調律師であって、ピアニストじゃない。それに溺愛って何だ、溺愛って?」


まあまあ。今回は拡大解釈させて頂いて、「甘やかし」も範疇に入れさせて頂いてますので。
あ、英会話の苦手な加納さんに配慮して、自動翻訳機の試作品を篁エレクトロニクス(『Another Colors』)よりご提供頂いております。



悦:「自分だって英語はからきしの癖に」


コホン…。さて、それぞれのお相手のことをお話頂こうと思いますが、まず人となりと、どう言ったところに魅力を感じられますか?


ユ:「とにかく可愛い人だよ、リクヤは。私に対して素直じゃないところが、特別扱いしてくれているようでゾクゾクする。それに甘え下手なところが切なくってねぇ。無自覚なだけに何とかしてやりたいと言う気持ちにさせるんだ」
悦:「それはさく也にも当てはまるかも知れないな。あまり『あれがしたい、これが欲しい』って言うタイプじゃないから、たまに何かわがままっぽいことを言われると聞いてやりたくなる。二卵性とは言っても双子だから、そう言ったところは似るのかも」
孝:「実はまだ、環さんについては未知なことが多いんだよね。なかなかガードが固くって、絶対、客とバーテンダーの立場を崩そうとしないから、プライベートに踏み込めない。でも、だからこそ! 闘志が湧くってもんさ」
ユ:「わかるよ、コータ君! 絶壁に咲く花ほど美しいし、手に入れたくなるんだよね?!」
孝:「わかりますよ、それ〜!」
悦:「おまえら、思考、よく似てるよ」


プレゼントで溺愛っぷりを計ることは出来ませんが、あえてお伺いします。
今までで一番のプレゼントは何ですか?



ユ:「そりゃあ、私の愛だろう。彼はそれを独占しているわけだからね。ニューヨークにいる時は、仕事以外の全ての時間を彼に捧げたいと思っているし、実際、出来るかぎりそうしているつもりだ」
孝:「それはまた、すごいなぁ」
ユ:「彼にはそれだけの価値がある」
悦:「そこまでするから、りくが嫌がるんじゃないのか? ほどほどにしておかないと、ますます意固地になるぞ?」
ユ:「ほどほど? 愛する人のためなのに、『ほどほど』なんてありえない。第一、彼は私が与えようとする愛の、数万分の一も受け取ろうとしないのだから、『ほどほど』にしたら何も行渡らないじゃないか」
悦:「どうしてそこまで入れ込めるかねぇ。どう見ても、りくに脈なしだろう?」
ユ:「愛することに理由なんてないし、見返りも必要ない。ただ愛するだけ。全身全霊で愛することが出来る存在に出会えて、私はとっても幸せさ」

孝:「そこに肉欲は存在しないわけ? 見返りは求めないけど、一つになりたいと思わないの?」
ユ:「そりゃあ、思わなくもないけど、相手はリクヤだからね。でももしリクヤが応じてくれたら、」
悦&孝:「くれたら?」
ユ:「歯止めが利かなくなるかも。そのまま南の島かどこかに彼を連れ去って、ベッドから出さない(笑)」
悦:「今日、りくが来てたら、確実、引くな」


きっと、これをご覧になっている読み手の皆さんも、引いてらっしゃると思いますよ。
何だか最強の溺愛っぷりを見せ付けられているようですが、お二人はいかがですか?



孝:「ユアンさんの話を聞いていると、俺なんてまだまだだって思いますね。だって、スタート・ラインにも立ててないんだもん。際限なく甘やかすには、修行が足りない。てんで子供扱いだし。でも勉強にはなります。俺も諦めないで頑張ろうっと」
悦:「俺は分相応に接して行くよ」
ユ:「君のところは両想いだからね。どっちかと言うと、サクヤが君を溺愛しているように思うけど。人選を誤ったのじゃない?」


それは私も今、気がつきました(笑)。
でも無口な中原さく也さんがゲストじゃ、トーク・ショーになりませんから。
それでなくても、溺愛度じゃユアンさんが一人勝ちの状態ですしね。



悦:「ユアンの独壇場になってる(笑)」
ユ:「作者としては、溺愛している自作キャラはいるのかい?」


みんな、脳を痛めて生みだした可愛いわが子ですから、誰か一人なんて選べやしません。


孝:「またまたぁ、そんなお手本みたいな答え、通ると思ってんの? この前言ってたじゃないか、『中原りく也が最強のご贔屓キャラ』って」
ユ:「何だって?! それは聞き捨てならないな!」
悦:「三高だからな」
ユ:「三高?」
悦:「高収入、高学歴、高身長。それにもともとの家柄も悪くない。ああ、そうなると四高か」


さッ、そろそろお時間も迫ってまいりました。


孝:「否定しないんだ(笑)」


違いますよ。私は彼の性格上の欠点が気に入っているのです。
兄以外の人間はどうでもいいと思っているところとか、本当の恋を知らないところとか、セック…こほん、失礼、『愛の営み』をスポーツ程度にしか見ていないところとか、救いようのないブラ・コンなところとか。
『欠陥の美』とでも申しましょうか、そう言う風に彼を愛でているのですわ(うっとり)。



ユ:「私以上にリクヤを語るのはやめたまえ。彼の魅力を存分に語っていいのは、私だけだ」


失礼しました。つい。


悦:「りくも気の毒なこった。変なの二人に好かれて」
ユ:「エツ、君もだよ。彼を『リク』と呼んでいいのは、サクヤだけのはずだ。この私でさえ、呼ぶことを許されていないのに。あたりまえのように彼を『リク』と呼ばないでほしいな」
悦:「え? そんなこと、言われたことないけど?」
孝:「わはは、ユアンさん、報われない〜」
ユ:「何を言うんだ。私は十分、報われているよ。誰も知らない彼の表情を知っているもの」


(ここから小一時間、ユアン・グリフィス氏は自分が中原りく也にとって、少なからず特別な存在であることを語り倒すのでした)


お話は尽きないようですが、


悦:「ユアンがな」
ユ:「君もサクヤについて語ってもいいのだよ? 君だって、彼のことが可愛くて仕方ないのだろう? 今日はそのために我々は呼ばれたのだし、遠慮することはない」
悦:「そんな小っ恥ずかしいこと、話せるか」
孝:「この前、(二人で住む)マンションのオープンハウス、見に行ったんでしょ? その時の話、聞かせてくださいよ」
悦:「ただ見に行っただけだ」
ユ:「おや? 心なしか頬が赤く見えるけど?」
悦:「何、言ってやがる。ライトが直接当たって熱いんだよ」
孝:「本当に『ただ見に行っただけなんだか、どうなんだか(笑)」
悦:「コータ」



お話は本当に尽きないようですがッ。
そろそろ次に進みたいと思います。
回す人を指名すると言うことですが、会話形式がお得意と思われる知り合いに心当たりがございませんので、一応、『指定』だけ上げておきます。
「どれ、拾ってやろうかい」と思ってくださる方、よろしくお願い致します。
『次に回す人について語る』では、今回、この素敵なバトンを回してくださった水城唯香様について、引き続きお三方とお話したいと思います。


■ 指定
『切ないキャラさん、いらっしゃ〜い』



孝:「これって、回したい相手がいるんじゃないの?


ええ。切ないキャラ持ちの双璧、L様とS様にぜひお願いしたいのですが、L様はすでにこのバトンを別指定で回答なさっていますし、S様はとてもご多忙な方なので。
でももしもッ、もしもこれをご覧になって、万が一にもお受け取り頂けたらなぁと思わなくもなかったり(笑)。



悦:「回りくどいヤツだな」


恥ずかしがり屋と仰ってくださいまし。


■ その人の良いところは?


(今回は回してくださった水城さんについて)
とっても可愛らしい人です。書かれる物語はBLらしく華やかで、それでいてエロすらもさわやかな印象を受けます。
また文章から「書くことの楽しさ」が伝わってくるようです。



ユ:「エロスを書くことの楽しさかい?」


ちがいます! 小説を書くってことですってばッ。


■出会いは?


某オリジナル小説サイトの企画です。
参加者のサイトさんを回って、チャットが開催されることを知りまして、勇気を出してお声をかけてみました。



悦:「奥手なK森にしては、珍しいことだな。コメントならともかく、チャットに参加しようとするなんて」


チャット参加者さんのコメントから、その前回のチャットがとても楽しそうだったので。
専門分野(=BL)でしたしね(笑)。


■その人は自分のことをどう思ってる?

 

多分、ものすごく誤解されていると思います。
この誤解は、必ず解く所存です!(笑)



孝:「そうそう。いい加減なとことか、R18指定の作品からまず読むスケベなとことか、表では書けない自キャラの濡れ場を、脳内でものすごく妄想してるとことか」


孝太君、何も今ここでばらさなくっても…。


■今後どうしていきたい?


これまで同様、仲良くして頂きたいです


■一生の友?


こんなオバチャンで宜しければ、ぜひぜひ。


ユ:「せいぜい幻滅されないように、頑張りたまえよ、K森」


ちょうどお時間となりましたね。
ゲストはピアニストのユアン・グリフィスさん、加納悦嗣さん、葉山孝太さんでした。
みなさん、楽しいお話、ありがとうございました。
この番組は「今日を未来への第一歩に」の、篁エレクトロニクスの提供でお送りいたしました。





とまあ、こんな感じになりましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?
なかなかに難題なバトンでした〜、でも楽しかったです。








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